こんにちはー!タニトです!
前回に引き続き、ケトジェニックダイエットについて書いていきたいと思います。
本テーマの最終回となる今回は、「よく聞かれる質問」についてお話させていただきます。
では、早速いきましょう!
よく聞かれる質問
ケトジェニックダイエットについて家族や友人に話しているときに一番よくされる質問があるので、最後にそこに触れて終わりたいと思います。
そのよくされる質問というのは、「そんなにたくさん脂質を摂って、コレステロールとかは大丈夫なの?」というものです。
結論からお伝えすると、その心配はしなくても大丈夫です。
確かに、高脂肪の食事は、LDLコレステロールや中性脂肪の上昇を引き起こす可能性があるため、不健康そうなイメージがあると思います。
LDLコレステロールや中性脂肪の上昇は、心血管疾患発症のリスクを持った恐ろしいものです。
しかしそれは、オーバーカロリーで糖質もガンガン摂るといったような何の管理もされていない食事をしている場合の話です。
実際の研究にいおいては、これらの心血管リスク因子に対するケトジェニックダイエットの有益な効果を示すいくつかの証拠が報告されています。
最近の研究の大部分は、炭水化物の減少が実際に総コレステロールの減少、HDLの増加、および中性脂肪の減少に大きな利益をもたらす可能性があることを十分に示しています。
さらに、ケトジェニックダイエットはLDL-C粒子のサイズと体積を増加させることが報告されています。
どういうことかというと、LDL粒子は小さいほどアテローム(コレステロールなどが溜まって血管内を狭くするもの)の発生が高いため、このサイズが大きくなることで心血管疾患のリスクが軽減すると考えられているのです。
コレステロール合成に対するケトジェニックダイエットの影響は生化学的にも根拠があります。
コレステロール合成の重要な酵素は、インスリンによって活性化されるHMGCoAレダクターゼといわれるものです。
つまりは、血糖値の上昇とそれに続くインスリンレベルの上昇がコレステロール合成の上昇につながるということです。
したがって、実際の研究結果から、ケトジェニックダイエットは、コレステロール合成の阻害にもつながるので、LDLコレステロールや中性脂肪がガンガン上昇してしまうといった心配はしなくてもいいといえます。
以上、ケトジェニックダイエットについてでした!ご参考になれば幸いです!
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前回記事はこちらから→なぜ瘦せる!?”ケトジェニックダイエット”のメカニズム!!その③
次回記事はこちらから→代謝を促進”コエンザイムQ10”の恩恵!!その①
参考文献
- [1]Ketogenic diet for obesity: friend or foe? Paoli A.(2014)
- [2] Ketogenic diet for epilepsy treatment.Sampaio LP.(2016)
- [3] New insights into the mechanisms of the ketogenic diet.Boison D.(2017)
- [4] History of the ketogenic diet.Wheless JW.(2008)
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